BUSINESS
事業内容
生物試験BIOASSAYS
生物試験とは
各種海産生物(幼生、卵、藻類、微生物等)を用いた生物試験
各種付着生物(フジツボ類、貝類、クラゲ類、ヒドロ虫類等の成体及び幼生)や藻類・微生物及び動物細胞群を通年培養・飼育しています。特に、幼生試験では独自の試験・解析法を開発し、特許化しています。
これらの生物群・細胞群を用いた独自のアッセイ系により、防汚効果の迅速スクリーニングや海産生物影響評価等の室内試験を行っています。
これらの生物群・細胞群を用いた独自のアッセイ系により、防汚効果の迅速スクリーニングや海産生物影響評価等の室内試験を行っています。
付着生物を用いた試験の特色Feature
-
次のようなケースに、各種生物試験・分子解析技術を駆使して、
強力な技術支援を行います- 1) 新しい種類の汚損生物への効率的な対策法を知りたい
- 2) 現行の防汚塗料や薬剤濃度が妥当かどうか把握したい
- 3) 新しい防汚塗料・薬品・素材等のフジツボやイガイ、ヒドロ虫等に対する効果を早く知りたい
- 4) 新しい薬剤・素材等の、有用水産生物への発生影響・成長影響等の程度を調べたい
- 5) 得られた化合物が、どのような生理活性作用を持っているか、個体・細胞・分子レベルで調べたい
-
試験生物のご紹介
アオサ、フジツボ、クダウミヒドラ、ムラサキイガイ、付着珪藻、海洋性細菌などの付着生物を用いた活性評価で研究・商品開発をサポートします
事例紹介Achievement
ほんの一例ですが、試験の内容をご紹介します
-
クダウミヒドラ アクチヌラ幼生を使った試験
実際に汚損の対象となる生物の幼生を使ってお預かりした試料の防汚性能を評価します
-
天然海水中の微生物を使った試験:細胞内の核酸染色(DAPI)
微生物の試料(基板)上での増殖抑制や付着抑制を観察します
-
アオサを使った試験:胞子の付着・生育状況
有意差検定(多重比較)を行い活性(付着抑制など)を評価します
-
フジツボ キプリス幼生を使った生理活性試験
フジツボの持つ自家蛍光物質により発光する部位の位置変化を指標として組織や細胞のダメージを知る試験です