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会社案内
ごあいさつGreeting
フジツボやイガイ、ヒドロ虫、アオサなど、水中の基物に付着して生活している生物群は、付着生物(Sessile Organisms)と呼ばれています。これらの付着生物は、細菌からホヤ類まで広範な種類からなり、大変ユニークな発生プロセスや生理生態を持っています。一方、臨海発電所等では、海水を連続的に取り込みながら、蒸気を冷やすことによって発電を続けていますが、この海水配管内に、大量の付着生物が付着・成長して、様々な被害を及ぼしています。このように、付着生物は、生き物として興味深く、かつ産業上も非常に重要な生物群です。しかしながら、これらの付着生物に関する分野は、様々な分野の学際領域にあたるため、日本では、研究者が非常に少なく、専門の調査研究機関も無いのが現状です。
株式会社セシルリサーチ(Sessile Research Corporation)は、社名の通り、これらの付着生物の調査研究に特化した、研究開発型のベンチャー企業です。様々な付着生物の持つ特異性と可能性に注目し、新しい生物産業の創生と生物共存型社会の実現に技術貢献することをめざして、2006年3月に設立されました。
会社設立以来、付着生物関連の基礎・応用研究に取り組み、その成果として、調査試験解析法・付着制御法・抗体及び機能分子群に関する日本国内特許22件を取得し、さらに国際特許出願を含めて、多数の特許を出願中の状態です。おかげさまで、これらの特許技術を駆使して、各種エネルギー・プラント・化学・金属系メーカー等、様々な分野の企業の研究所や大学より、独自の調査試験及び研究開発業務を受託するとともに、多数の共同研究プロジェクトを推進できるようになりました。
これからも、様々な産業で空白域となっている付着生物関連の新技術・製品の研究開発を支援し、日本における各種産業の活性化に資するとともに、独創的なアイデアと技術に基づいた新しい製品システムの研究開発及び事業の発展・進化に努力してまいります。
今後とも、ご指導ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2018年7月
株式会社セシルリサーチ
技術顧問 山下 桂司
会社概要Overview
濱中グループの一員として、2006年3月に設立された海洋付着バイオテクノロジー企業です。
社名 | 株式会社セシルリサーチ (Sessile Research Corporation) |
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代表者 | 代表取締役社長 濵中 剛 (Go Hamanaka) |
設立 | 2006年3月27日 |
役員 |
代表取締役社長 濵中 剛 (Go Hamanaka) 取締役 水田 政彦 (Masahiko Mizuta) 取締役 前川 武司 (Takeshi Maekawa) 取締役 神谷 享子 (Kyoko Kamiya) 監査役 日下部 善光 (Yoshimitsu Kusakabe) |
顧問 | 技術顧問 山下 桂司 (農博) (Keiji Yamashita, Dr.) |
資本金 | 1000万円(授権資本4000万円、濱中製鎖工業㈱100%出資) |
従業員数 | 7名 |
所在地 | 〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲770番地 TEL:079-245-3037 FAX:079-245-3038 |
取引先銀行 | みなと銀行 |
主な取引先 | 各電力及び関連会社 総合研究所及び技術・発電部門、化学系・金属系企業の研究開発部門、大学等 |
事業内容 |
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関連企業 | 濱中製鎖工業㈱ |
関連学会・団体 |
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アクセスAccess
- ■姫路駅から車で約20分
- ■山陽電鉄 白浜の宮駅から徒歩15分~20分
濱中製鎖工業㈱白浜工場管理センター2階になります。車でお越しの場合は、工場隣の駐車場をご利用下さい。